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安彦良和-WORLD ![]() ![]() |
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01.作品データ■放送時期:1971-04-08(昭和46年)~1971-09-30
■監督:勝井千賀雄・林政行・北島満章 ■製作:フジTV・虫プロダクション ■原作:すずき真弓・藤川桂介(漫画作品)小学館の週刊少女コミック(現 少女コミック)に連載された。 ■主題歌:OP「さすらいの太陽」スリー・グレイセス、ボーカルショップ / ED:「心のうた」堀江美都子 02.安彦氏の仕事■作画設定・動画・作画監督補
![]() 過去の印刷物(「アニメージュ」や「アニメディア」などの付録冊子など)による経歴では「設定助手」と記されているが、「G20」(1999年アスキームックVolume.4)での経歴は「動画」と記されている。実際には、いくつかの仕事を兼任している模様。 普通は動画からスタートするようだが、安彦氏は動画担当をしつつ、設定仕事も回されていたようです。安彦氏曰く、養成所では「アンデルセン物語」班の絵コンテ清書や、キャラクター商品などの版権もののイラストをしていたことから、細かい仕事が回ってくるようになったのではないか、と語っている。 ![]() 作画監督は野部駿夫氏がチェックしていたが、安彦氏も途中から手伝っている。席は野部氏の隣で、キャラを直す修正監督を行った。目鼻を直す程度で、話数をまるまるではなく、お手伝いレベルだったという。 ![]() ![]() 外注スタッフは顔ぶれがユニークで、「タイガーマスク」のアクション派・村田四郎氏のスタジオも原画に入っている。しかし、「さすらい」班は線が細い人がほとんど、そんな中に村田氏の荒々しいタッチの線が加わったため、デコボコになってしまった経緯がある。野部氏が苦労して修正していたが、ある時、村田氏の絵がキャラクターシートとあまりに違うことが問題となり、安彦氏が村田氏の元に訪問したことがあった。 安彦氏がキャラクターシートとの差異に言及すると、「違う、この絵が変なんだ」と、目の前で違いを描き、逆に指摘される形に。その描かれた画が実際に上手かった。画風が違うので、そのまま比べることは出来ないのだが、説き伏せられずに安彦氏はそのまま帰ってきてしまった・・・というエピソードが残っている。絵はその後も直らなかったが、今となってはある意味アクセントになって良かったんじゃないか、と氏は語っている。 (参照元:さすらいの太陽DVD-BOX解説書インタビュー記事より)
03.物語のあらすじ■昭和29年、同じ病院で生まれた二人の赤ん坊が、看護婦(野原道子)の手によってすり替えられる。一人は財閥令嬢、香田美紀、もう一人は下町の貧しい屋台のおでん屋(原作ではラーメン屋)の娘、峰のぞみ。立場の入れ違った二人はやがて成長し、歌手としてライバル同士に・・・。歌謡界を舞台にした根性モノで、運命的なベタ展開ながらドラマチックで今なお人気のある作品。
04.サブタイトルリスト
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