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0096/sect.2赤い彗星 1]

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機動戦士ガンダムユニコーン
MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN
0096/sect.2 赤い彗星 1

福井晴敏 (著)・安彦良和(挿絵・キャラクターデザイン)

  1. ユニコーンガイド キーワード集 [1] [2]
  2. プロローグ
  3. 0096/sect.1 ユニコーンの日 [1] [2] [3] [4] [5]
  4. 0096/sect.2 赤い彗星 [1] [2] [3]
  5. 0096/sect.3 パラオ攻略戦 [1][2][3]
  6. 0096/sect.4 ラプラスの亡霊 [1][2][3]
  7. 0096/sect.5 重力の井戸の底で [1][2][3]
  8. 0096/sect.6 黒いユニコーン [1][2][3]
  9. 0096/sect.7 宇宙と惑星と [1][2][3]
  10. 0096/FinalSect 虹の彼方に [1][2][3][4]
MG 機動戦士ガンダムUC ユニコーンガンダム Ver.Ka MG 機動戦士ガンダムUC ユニコーンガンダム Ver.Ka 機動戦士ガンダムUC 3

わからんか?彼は新しい希望だよ

ユニコーン起動で盛り上がったsect.1のクライマックスでしたが、今回から第2章へ突入。sect.2「赤い彗星」の始まりです。満を持してフル・フロンタルが活躍してくれそうなパートです。私はヘタレキャラでないことを祈るのみ。今号は42ページの掲載(前回までのあらすじ1ページ分とイラスト含む)。なお、掲載誌の紙質が変わっています。

なお、ユニ・ブロ1ページ内では、アムロ・カミーユ・ジュドーの紹介。カトキハジメによるメカ解説ページ2頁では、主役機「RX-0 UNICORN GUNDAM (ユニコーンガンダム)」の「NT-D」発動形体について記載されている。また、2007/6/26時点で公式Webサイトのほうも更新されている。

01.挿絵について

今号の安彦先生の挿絵はカラー2点(扉絵1点含む)、白黒4点が掲載。

扉絵は(たぶん)旧サイド5の残骸に隠れようとする[ネェル・アーガマ]の図。漆黒の闇に浮かび上がるアーガマ。ちょっとホワイトベース・チックですね。

2点目の挿絵は、ダグザにからむアルベルトの図。やっぱり軍人ダグザはマッチョ姿勢。今回の横顔ショットは設定画と違ってちょっと黒人ぽいかな? アルベルトも33歳という設定にしてはちょっと老けている印象で、初登場時に描かれたイラストとも雰囲気がちょっと違うような・・・。顔の向けている位置によるのかな?。

3点目はバナージの悪夢の図。安彦先生お得意の悪夢シーンでは、ちゃんとカーディアスにバナージ足首をつかまれております。バックのユニコーンはちょっと悪魔チック。

4点目はエコーズに連行されるバナージと、見送るオードリーの図。特に感慨なし。

5点目の挿絵はエコーズに連行されるバナージと、手すりにつかまるリディの図。初対面の二人ですが、この二人、因縁の家系なんですよね。しかも二人でオードリー奪い合いそうな予感が・・・。それにしても、リディのパイロットスーツ、ケツのあたり色が違うのだろうか?どんなデザインなのだ・・・。

6点目はカラーで、整備デッキを眺める、リディ・ミヒロ・オードリー・ミコット・タクヤ・ハロのご一行横顔。今回一番お気に入りのイラストですね。でも上半身アップのイラストが多い気もしますけども・・・。


02.物語について

第2章スタートは戦闘のない穏やかな回です。sect.1後半の動から静へ物語の緩急をつけつつ、今回は取調べシーンなどでストーリーの謎についても触れながら、物語の背景や用語説明など、やや説明的になりがちな所を分かりやすく、退屈することもなく読ませてくれています。

野心家マーサ

まずは冒頭、カーディアス亡き後、ビスト財団の実権を掌握したマーサから、モニター越しに事件の状況報告を受ける宗主サイアム。継承者であるカーディアスが先に逝ってしまった無念を表に出さず、宗主としての威厳を崩さない。そして、今回の事件を裏で糸を引いたのはマーサ自身であろうことも察しがついている。この鋭さや鉄の意志が、ビスト財団を築いた力の一つなのであろう。

また、ビスト財団の覇権と、「ラプラスの箱」を自らのものにせんと暗躍する野心家のマーサ。自身の野望のために兄ですら抹殺できる冷酷さ、財団幹部への素早い根回し、実務においても辣腕で抜け目のない冷徹さは、ファーストガンダムで言えば「キシリア」的な役回りなのか? そこで今までの展開を改めて思い返すと・・・
  • 主人公はニュータイプ(と思われる描写がある)
  • 主役機(ユニコーン)は父親が開発に関わる
  • 主人公の住んでいるコロニーで戦闘勃発
  • 主役機はガンダム顔
  • 赤色の好きなマスクマンが登場
  • 暗躍する切れ者おばさんがいる。(血族での権力闘争)
・・・などなど、ファーストからの伝統(お約束)要素を結構含んでいるんだな、と感じますね。福井氏の最初の発言、「今での確立されたスキームではない、新たな可能性に挑戦したい」という言葉に大きく期待を寄せていたのですが、新たな挑戦とはこれから見せてくれるのかな?

ここのパートでは、冷徹に策を張り巡らせるマーサと、孫娘の暗躍を見抜きながらも、一方で感情的になるガエルを諌めるサイアム。サイアムも孫には甘いのか、意外な一面をみせるところも。

しかし、ガエルちゃん生きていたんですね?カーディアスに命令されて、ユニコーン破壊に向かったはずなのに、カーディアスが先に着いていたから、途中で死んだか、逃げちゃったのか?と思ってました(途中読み落としてたのかな?) 今後はサイアムの手足となって、バナージ支援を行うのか?期待したい役どころです。

ダグザの推理

場面はエコーズ隊に拘束されたアーロン(逃げ遅れたAEの開発担当者)へ。ここでは、UC計画(ユニコーン開発)などについてダグザを中心にアーロンを取り調べるシーンなのですが、ここで新たな事実が! RX-0は2機造られました・・・。ちなみに2号機は地球に送られて重力下テストを行っているとか。・・・ということは、今後地球に降下してからかも知れませんが、ユニコーンVSユニコーンのガンダムバトルが行われるのでしょうか?

しかし、地球の2号機にはおそらくラプラス・プログラムはインストールされていないでしょうから、「NT-D」発動ができない気もしますが・・・。また、2機のRX-0は、タペストリーに描かれた「ユニコーンとライオン」にリンクするのかも?そうすると、貴婦人=オードリーを守る、ユニコーン=バナージ、ライオン=リディ、の二人といった組み合わせも妄想できますね。

ここのパートでは、アーロンの証言から、ユニコーンの機能的な部分の一端が判明するとともに、UC.0100に向けてのジオン残党根絶と、連邦の軌道艦隊再建による旧時代の幕引きを計画する連邦政府の意図が見え隠れするが、そこには同時にニュータイプ思想(ジオン主義)の根絶も含まれてくる。一方で、ニュータイプ根絶を、ニュータイプ仕様の新モビルスーツを利用して行うのは何故か?という矛盾点も残り、謎の全貌はぼやけたまま。ダグザ中心の推理が展開されるが、物語の核心が見え隠れしてとても面白いパートでした。。

アーガマでの出会い

意識混濁中の悪夢から目覚めたバナージは、アーガマに収容されたことが伝えられる。戦闘時の緊張から解き放たれ、読み手側もホッと一息。ここでタクヤ、ミコット、オードリーと再会すると同時に、アーガマ・クルーや、エコーズのメンバーと初対面することとなるバナージ。

リディとバナージは家系的にも因縁がある二人(過去、バナージの祖父にあたるサイアムのテロ活動で、リディの祖父リカルド・マーセナスが死亡している)この二人が、因縁を乗り越えて信頼関係を築くのか、それとも相反する関係になるのか?これも今後の展開の見所でもありましょう。

また、カーディアスのもう一人の息子であることが予想されるアルベルト(個人的な推測ですが)。そうだとするとバナージとアルベルトは歳の離れた異母兄弟ということに・・・。ここでも兄弟関係の因縁みたいなものが描かれるかも知れませんね。

このままバナージはアーガマに止まって、ネオ・ジオンと闘うのか?、はたまたサイアム陣営が介入して、そちら側につくことになるのか?ストーリーがどう展開するのか気になってしょうがありません。しかし、このペースだと2年程度で物語をまとめるのは難しそうですね・・・。福井さん頑張って書いてください。さて、次号はいよいよフル・フロンタル登場でしょうか?結構出番まで時間かかりますね。読者を待たせただけの活躍を期待しますよ!

2007/07/01 shinji

03.登場人物ほか用語一覧

その他キーワード集はこちら
  • フォン・ブラウン・・・月面都市の名称、アナハイム・エレクトロニクスの拠点でもある。
  • アーロン・テルジェフ・・・32歳。アナハイム・エレクトロニクス勤務。装甲材質部門担当者としてRX-0開発計画に参加。インダストリアル7襲撃時にメガラニカから脱出を図るも逃げ遅れエコーズに身柄を拘束されている。
  • サイコフレーム・・・特殊な合金自体にサイコミュの機能を持たせたもの。コンピュータチップを極限まで小型化して金属粒子のレベルでフレームに鋳込んでいる。蜂の巣状に並んだ金属粒子の隙間にチップが埋め込まれた様は整然としながら有機的で、物質というよりは生物の細胞のように見える。親機となるサイコミュと連動することでサイコフレームはより確実にパイロットの感応波をすくい取り、マシーンとの間に高度なインターフェイスを実現する。
  • ラプラス・プログラム・・・RX-0 UNICORN GUNDAM (ユニコーンガンダム)に組み込まれフル・サイコフレームのオペレーティングを行うOS「NT-D」に、ビスト財団が新たに追加インストールしたプログラム。「NT-D」に新しい条件付けをしている。
  • 宇宙軍再編計画・・・UC.0095中期防衛整備計画で公表。各コロニーに分散配置している艦艇を糾合して往年の主力艦隊たる地球軌道艦隊を再建する。百年の節目にかこつけてUC.0100達成を目標にしている。

    UC.0100には、ジオン共和国自治権返還というイベントが控えており、連邦にとってはジオンという名を消し去るまたとない好機。0100を期限とするジオン残党の根絶と、地球軌道艦隊の再建、その時こそ、連邦は1年戦争以来の悪夢を拭い去ることができる。その露払いをするのがUC計画であり、ネオ・ジオンを根絶やしにする「ガンダム」開発計画と、(ダグザの)推察。

    しかし、ジオン残党の根絶は、ニュータイプ思想・ジオン主義の根絶と不可分であり、連邦の威信をかけた計画の根幹にニュータイプ用兵器が据えられるという話は疑問が残る。
  • ルナツー・・・コロニー建設に必要な資材を得るため、小惑星帯から牽引されてきた小惑星ユノー。50年前に月軌道に定着して以来連邦軍最大の宇宙基地として機能。エコーズの本拠地である特殊作戦群司令本部が存在する。
  • ハサン先生・・・ネェル・アーガマの勤務医。戦闘で負傷したバナージを診察した。アラブ系。口ひげをたくわえている。
  • ファビオ・バーチ・・・インダストリアル7、第3作業区の工場長。ミコットの父親。
  • ナツメ・スワンソン・・・女優の名前。劇中では、オードリーに似ていると挙げられた人物。
  • アムロ・レイ・・・最初の「ガンダム」のパイロット。劇中ではタクヤとミコットとの間で語られた。
  • カミーユ・ビダン・・・Zガンダムのパイロット。劇中ではタクヤとミコットとの間で語られた。
  • ジュドー・アーシタ・・・ZZのパイロット。劇中ではタクヤとミコットとの間で語られた。

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